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自主学習ノート活用コンテスト[受賞ノート]

洗足学園小学校にご協力いただき、夏休み期間中に自主学習ノート活用コンテストを開催しました。

対象学年
小学生(1~6年)
科目
自主・家庭学習

校長 吉田英也先生インタビュー

 今回夏休みを利用して行ったノート活用コンテストでは、私が優秀作品を選びました。本に書いてあることをただ書き写したり、ただ問題を解いたりしたものではなく、書き写したものでも、そのなかの言葉を辞書で調べてあるなど、工夫のあるものを選びました。字もきれいにきちんと書いているし、よくまとめてあります。それに、ちゃんと見る人のことも考えてノートをつくっているのが伝わってきますね。最優秀賞に選んだのは、「恐竜」をテーマとしたノート作品です。これをつくった児童は、最後に参考文献まで記してあり本格的です。
 夏休みには、子どもたちは国語や算数などの課題、自由研究、読書感想文などに取り組みますが、加えて今回はノートづくりのコンテストにもチャレンジしました。多くの児童が力を出し、工夫してまとめていて、そのなかから優秀作品を決めるのがなかなか難しかったくらいです。みんな時間をかけてよく取り組んだと思います。


写真後列左:校長 吉田英也先生
写真前列:受賞した児童のみなさん

受賞した児童のみなさんインタビュー

児童① 

 ぼくは「生物の進化」についてまとめました。生き物が好きだからです。図鑑で調べました。それと、もともと知っていることも書きました。ノートに書くことは好きです。学校で生き物のことをたくさん発表したこともあります。

児童②

 ぼくは山村暮鳥さんのことをまとめました。朝の会の暗誦で、7月は山村暮鳥さんの「雲」という詩を覚えたからです。石碑のあるいわき市にも行ってみました。夏休みの自由研究も山村暮鳥さんのことを調べました。

児童③

 ぼくは新聞とかいま話題になっているニュースとかを書きました。新聞に書いてあったことをノートにまとめたり、自分の感想などを書き入れて、もっと新聞の内容をふくらませました。
 ニュースでぼくが一番気に入っているのは、明治製菓のチョコレートの「たけのこの里」の立体的な形状が、商標登録されたということです。Rマークとか、特許庁についてなど、いろいろ知ることができました。
 最後のページに新聞クイズを解いたりして、新聞のことをもっとわかるようにしました。新聞クイズはお母さんが作ってくれました。ノートづくりで楽しかったところは、どういうことをノートにまとめたらいいか選ぶことです。

児童④

 私は今日あったことを、ノートを日記帳にして書きました。一番思い出に残っていることは、お姉ちゃんと私の誕生日です。ケーキを食べました。夏休み中に工作でオリジナルライトを作ったのも楽しかったです。それも日記に書きました。

児童⑤

 ぼくは、科学の実験とか体験などをまとめました。一番すごいなと思ったのは、ろうそくをドライアイスのなかに入れたら、10秒もかからないで火が消えるということです。自分で実験しました。
 ほかにもそば打ちや、スライムなどの実験をしました。難しかったことは、そば打ち体験のところで、手にいろんなそば粉がつくけれど、それを取ってはいけないことがわかったということです。写真もいろいろ自分で撮って、ノートの表紙に貼りました。

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